2006/10/27

再会と笑顔

街を歩いていると、何冊かの本を持った男がこちらへ歩いてきた。そして、その男はオレを見つけると何年も会うことのなかった友人と再会するようにちょっぴり驚きの表情を見せ、そして清々しい笑顔で、ちょい小走りで近づいてきて、そして頬にキス(?お互いの頬を合わせるやつ)。


この男、イタリア人のおじさん(40くらいかな?!)。ちょいワルって感じの外見。名前は一回聞いたけど忘れた(笑)。
彼とは今年7月にひょんなことで知り合いになった。そのときはオレの連れが英語で話をして、オレは挨拶をしたくらいであとは会話を聞いてた。

その後、1ヶ月に一度くらいの間隔で街で出会い、お互いカタコトの英語で会話するといった関係でした。彼はまったく現地語を理解しないのでいろいろ話したいけどカタコト英語の挨拶程度で終わってた。


けど今回の再会で彼は進化していた。現地語をカタコトで話してた!!動詞の活用とか間違ったりしてたけど…進化してた。彼が持っていた何冊かの本はすべてイタリア語⇔現地語のテキスト。たぶんカワイイ女の子を捕まえるため多くのこの街に住む人間とコミュニケーションをとろうと頑張っているようでした。
ちょっと立ち話をして彼は歯医者に行かなきゃいけないと言って、固い握手をしてスタスタと歩いてった。





彼の清々しい笑顔がとても印象的でした。日本に帰国したら彼のような清々しい笑顔で友人たちと再会したいものです。